【 相馬地方の概要 】
現 況
相馬地方は、福島県の北東端部に位置し、東は太平洋、西は伊達市・伊達郡、南は双葉郡、北は宮城県と接する。東西に33㎞、南北に44㎞、綿先は873.20k㎡で福島県面積の6.3%を占めている。国道6号線及びJR常磐線沿いに南から南相馬市(旧小高町・旧原町市・旧鹿島町)・相馬市・新地町の順に並んでおり、飯舘村が西側山間部に位置しています。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、震度6強の強い地震と大津波により沿岸部が甚大な被害を受け、多くの尊い命が奪われました。さらに東京電力福島第一原子力発電所事故により大量の放射性物質が放出され、南相馬市の一部と飯舘村全域が避難区域に指定されました。その後、除染やインフラ整備が進み、南相馬市は2016年7月、飯舘村は2017年3月に避難指示が解除されました。
震災から10年以上を迎え、住宅再建や災害公営住宅への入居が進んだことで、住民は新しい生活環境のもとで力強く生活再建に取り組まれており、原子力災害からの復興においても、生活圏の除染、道路・公共施設の整備整備、農林水産業の再生支援などが着実に進み、住民帰還と生活コミュニティの再生が進展しています。
交通インフラの面では、2015年3月に常磐自動車道が全線開通し、さらに復興支援道路として整備された東北中央自動車道の相馬福島道路も2021年4月に全線開通しており、これにより救急搬送の時間短縮、物流の効率化、企業進出の促進など、地域産業の活性化が大きく進んでいます。
相馬地方は、震災の記憶を継承しつつ、再生可能エネルギー、ロボット・ドローン産業、農業の高度化など、新たな地域づくりに向け力強く歩み続けています。
位置・面積など
圏域の面積・人口
| 市町村別 | 面積 | 世帯数 | 人口 | ||
| (k㎡) | 男 | 女 | 計 | ||
| 相馬市 | 197.79 | 13,777 | 16,086 | 15,635 | 31,721 |
| 南相馬市 | 398.58 | 26,429 | 28,400 | 25,404 | 53,804 |
| 新地町 | 46.70 | 2,777 | 3,598 | 3,647 | 7,245 |
| 飯舘村 | 230.13 | 1,770 | 2,168 | 2,066 | 4,234 |
| 計 | 873.20 | 44,753 |
50,252 | 46,752 | 97,004 |
令和8年9月現在
『相馬地方よろず街道絵図帖』への掲載
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