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【 南相馬市の概要 】

沿革

 
南相馬市(平成 18 年1月1日合併:小高町、鹿島町、原町市)は、緑深い阿武隈の山すそにひろがる豊かな平野、その果てに連なる太平洋のなぎさ、海洋性の気象にはぐくまれた豊かな自然環境のまちです。
この豊かな自然は、市内に現存する延喜式内名神五社の縁起に見られるように、古くから当地方開発の大きな要因をなしてきました。
歴史的には、元亨3年(西暦 1323 年)に相馬重胤が下総の国(千葉県流山市付近)から下向して、南相馬市原町区太田地区に館を築いたのが始まりとされています。藩政時代は、宿場町として栄えました。
旧小高町については、明治 22 年の町村制実施の際に小高村となり、明治 31 年に町政を施行して小高町に改称され、昭和 29 年に小高町、福浦村、金房村が合併し、小高町が誕生しました。
また、旧鹿島町については、明治 22 年の町村制実施の際に鹿島村となり、明治 31 年に町政を施行して鹿島町に改称され、昭和 29 年に鹿島町、真野村、八沢村、上真野村が合併し、鹿島町が誕生しました。
旧原町市については、明治 22 年の町村制実施の際に原町村となり、明治 30 年に町政を施行して原町に改称され、昭和 29 年に原町、太田村、大甕村、高平村が合併して原町市が誕生し、さらに昭和 31 年には石神村が合併しました。
平成 18 年1月1日に小高町、鹿島町及び原町市が合併し南相馬市が誕生しました。
また、毎年7月下旬には一千有余年の歴史と伝統を誇る相馬野馬追が本市を中心として開催されます。

位置・面積など

位置

東経 140度57分26秒
北緯 37度38分32秒

面積

398.58平方キロメートル

アクセス

自動車利用

東京方面より

・常磐自動車道 三郷JCT → 南相馬IC(3時間)

・東北自動車道 和光JCT → 福島西IC → R115 → 霊山IC → 南相馬IC(4時間10分)

仙台方面より

・仙台宮城IC → 仙台若林ICT → 南相馬IC (1時間10分

仙台東IC → 南相馬IC(1時間)

福島方面より

・国道115 → 霊山IC → 相馬IC → 南相馬IC(1時間10分)

電車利用

東京方面より

・東京 → 仙台 → 原ノ町(3時間20分)

仙台方面より

・仙台 → 原ノ町(1時間20分)

青森方面より

・新青森 → 仙台 →原ノ町
(3時間20分)

飛行機利用

仙台空港利用

・札幌 → 仙台(1時間10分)

・大阪 → 仙台(1時間15分)

・福岡 → 仙台(1時間10分)

   仙台空港から 自動車利用 仙台空港IC → 南相馬IC (1時間)

   仙台空港から 電車利用 仙台空港駅 → 名取駅 →原ノ町駅(1時間30分)

市章

緑と青の2色は山・川・海の豊かな自然を象徴。
連携する3つの円は合併3市町の絆であり、調和・協調・交流を表わし、オレンジの円に一人ひとりの輝きと市民の活力の意味を込めて、ゆとりある未来を創造する「南相馬市」の発展の姿を、安定感あるフォルムで表現しました

(平成18年1月1日制定)

市の花・木・鳥・魚・昆虫 

市の花:さくら

分類

バラ科サクラ属
(特定の種類・品種を限定せず、総称としてさくらを市の花とします。)

選定理由

市内には小高川親水公園、桜平山公園、夜ノ森公園など桜の見所も多く、春の代表的な花として人々に春が到来した喜びと希望を感じさせる日本古来の花です。このように日本人の心の琴線に触れるさくらは、市民にも最も愛され親しまれている花であり、「ひとが集い輝くまち」の象徴としてふさわしい花です。

市の木:けやき

分類

ニレ科ケヤキ属

選定理由

けやきは、昔から人家の防風林として植えられたり、学校や神社のシンボル的な樹木として大切にされてきました。市内でも原町第一小学校のシンボルでもあるけやきや市の天然記念物に指定されている鹿島御子神社の大けやきは、その代表格として、市民に親しまれています。大地にしっかりと根を張り、たくましく堂々とした幹から四方八方に広がる枝に青々とした葉が生い茂る姿は、自然豊かな大地に「みどりを育むまち」の象徴としてふさわしい木です。

市の鳥:ひばり

分類

スズメ目ヒバリ科

選定理由

相馬野馬追祭場地の雲雀ケ原の名称の由来となっているひばりは、市内に広く生息し、市民にはなじみが深い鳥です。天高く舞い上がり、晴れやかにさえずるその姿は、のどかな中にも人々に明日への夢と希望を感じさせ、未来へ向けて躍動し、発展する「みんなで築くまち」の象徴としてふさわしい鳥です。

市の魚:さけ

分類

サケ科サケ属

選定理由

故郷を忘れずに戻ってくるさけは、私たちに郷土愛と郷土への帰すう意識を感じさせてくれるとともに、昔から観光産業と食文化の振興に一役を担っている魚です。太平洋から市内の小高川、真野川、新田川などを伝い阿武隈高地の山裾まで遡上するさけは、正に海と川と山を一つにつなぐ魚であり、「豊かな自然が心を一つにつなぐまち」の象徴としてふさわしい魚です。

市の虫:ほたる

分類

コウチュウ目ホタル科
(特定の種類を限定せず、総称としてほたるを市の昆虫とします。)

選定理由

海・川・山に囲まれ豊かな自然を残す南相馬市の中で、夏の夜の風物詩として、清らかに流れる川辺でほたるが飛び交う情景は、市民に自然の豊かさと癒しを感じさせるものです。このような情景を後世に伝え、いつまでもほたるが生息する美しく豊かな自然環境を守っていくための「自然と共生するまち」の象徴としてふさわしい昆虫です。
 

南相馬市民の歌

歌 詞 佐藤 邦雄
補作詞 市民歌制定委員会
作 曲 大島 ミチル
 
1 山並み遠く 雲が流れ
  風さわやかに 野を渡る
  ここはふるさと 野馬追の里
  雲雀が原に 馬駆ける
  南相馬市 ここに生まれ
  心晴れ晴れ 未来に広がる

2 朝霧晴れて 陽は昇る
  太平の海 洋々と
  ここはふるさと 万葉の里
  古代の夢が よみがえる
  南相馬市 ここに生きる
  光を浴びて 日々新しく

3 歌声高く 湧くところ
  笑顔あふれて 花ひらく
  ここはふるさと 紅梅の里
  はじける火花 空に咲く
  南相馬市 ここに生きて
  明るい朝を 共に迎える

  

『相馬地方よろず街道絵図帖』への掲載
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